ゴールデンレトリーバーはとてもおとなしく、飼育しやすい犬です。
体は大きいですが、室内でも十分に飼育できます。実際に多くのお客様が室内飼育をされています。
頭もよく、しつけも簡単です。初心者の方にもお勧めの犬種です。
ゴールデンレトリーバーの歴史
ゴールデンレトリーバーは1800年代にイギリスで作出されたとされています。
今は絶滅してしまったツイーターウォータースパニエルやニューファンドランド、アイリッシュセターなどと、そのほかのウォータースパニエルの交配を重ねながら現在の姿になったとされています。
イギリスではたちまち人気の犬種になり、1890年代にはアメリカに輸出されました。
しかし。ドッグショーで活躍するようになったのは1920年代になってからです。それまでは実用犬として活躍していたようです。
ゴールデンレトリーバーの性格
ゴールデンレトリーバーはお行儀がよく、やさしく、そして子供やお年寄りとも仲良くできます。
他のペットとも仲良くでき、将来にわたってよき伴侶となる犬です。
飼い主にもとても忠実で愛情深い犬でもあります。
そんなゴールデンレトリーバーでも子犬のうちは何にでも好奇心旺盛で、いたずらをしてしまうこともあります。
パピートレーニングをし、十分に遊んであげることが必要になるでしょう。
ゴールデンレトリーバーの特徴
ゴールデンレトリーバーはもともと実用犬として作出されたので、全体的に均等が取れていて対照的であることが望まれています。
回収犬らしく、長さ広さに不足なく、獲物を加えて運べる強さをそなえていなければいけません。
鼻は黒く、獲物のにおいを捕らえるために大きく開いた鼻孔を供えています。
両目の間隔の開いた濃褐色の目と、付け根が目と同じ高さの耳が温和な表情を作っています。
両足は力強く伸び、猫足で力強く歩きます。
被毛は極めて美しく、ゴールド系もしくはクリーム系の色です。
体高は54cmから61cm、体重は25kgから34kgです。
平均寿命は10年から12年です。
ゴールデンレトリーバーの病気
ゴールデンレトリーバーはいたって健康ですが、成長が早い他の大型犬と同じように、股関節形成不全には注意が必要です。
遺伝的なものが約3割ぐらいありますので、両親の血統などを確認して子犬を選ぶようにしたほうがいいでしょう。また、飼育の仕方でも発症しますので、あまり小さなうちから激しい運動をさせないようにしましょう。
ゴールデンレトリーバーの健康管理と日頃の手入れ
ゴールデンレトリーバーはきれいな被毛が特徴的ですが、毎日ブラッシングをしないと絡みやすくなりますので、丁寧にブラッシングをしましょう。こうすることで飼い主とのコミュニケーションもとることができます。
毎日の運動も欠かさないようにしましょう。ただし、小さなころは激しい運動は避けるべきです。