フレンチブルドッグは愛嬌のある顔とその性格から、現在人気急上昇の犬種です。
ブルドッグと比べても価格が安くサイズも手ごろです。
ジャパンケンネルクラブ(JKC)での登録頭数も年々増加しています。
一度、フレンチブルドッグの魅力に取り付かれたら抜け出せなくなります。
フレンチブルドッグの歴史
フレンチブルドッグはブルドッグの小型版といってもいいと思います。
反応力があり、1800年ごろから生存していたとされています。
起源については諸説あります。
フランスでは、北部でレース職人がレースの行商をするときに連れて行ったようです。
そしてテリアと交配したことによって立ち耳になったと言われています。
パリを中心に人気が出て、北米などを中心に現在は人気の犬種です。
フレンチブルドッグの性格
フレンチブルドッグの性格
フレンチブルドッグは活発で友好的な性格です。
騒がしい犬ではありませんので、室内飼いにも適しています。
ただ、飼い主を独り占めしたいという欲望がありますので、多頭飼いするときは気をつけてください。
多頭飼いが難しいことはありませんが、ヤキモチ焼きです。
フレンチブルドッグの特徴
フレンチブルドッグはブルドッグをちょっと小さくしたような体型です。
体高は約30cmで体重は8kgから17kgです。
平均寿命は12年から14年です。
頭部は大きく正方形です。
大きくまん丸とした目を持ち、口は大きく幅広です。
耳は特徴的なコウモリ耳で立ち上がっています。
被毛は短く、ブリンドル、パイド、フォーン、クリームなどがあります。
筋肉質で、尻尾は尻尾は短くスクリューのようにねじれています。
フレンチブルドッグの病気
フレンチブルドッグに限らず、短吻犬の多くは暑さ、寒さに弱いです。特に夏場は熱射病に注意が必要です。そのため日本では外で飼育するのは困難です。
また、皮膚も弱い傾向にありますので、ドッグフードにも注意が必要です。
目が大きく飛び出したような形ですので、目の損傷にも注意が必要です。
フレンチブルドッグの健康管理と日頃の手入れ
フレンチブルドッグは被毛が短いためグルーミングは簡単です。ラバーブラシを用意してマッサージをするようにブラッシングしてあげると喜びます。
フレンチブルドッグは脊髄に異常の有る子犬が生まれることがあります。また、血友病という血液の遺伝病になることもあります。