ペットのブリーダーワンブーのこだわり

ペットのブリーダーワンブーでは他のブリーダーさんやペットショップさんとの差別化を図るとともに、犬や飼い主さんが一生涯幸せに暮らすことができるように様々な努力をしています。はっきり言って利益度外視していることがたくさんあります。
保健所などへの不用犬としての収容などをなくし、犬も人間も幸せに暮らすことができる社会にすることが目標です。

できるだけ健康な犬をお客様にお届けできるよう、飼育環境やドッグフードにも気をつけていますが、先天的な障害を減らすためにもショータイプの犬も増やしています。子犬の販売価格もなるべく低価格を心がけていますが、様々な理由でペットショップさんや他のブリーダーさんより高額になってしまう場合もございます。犬のしつけなどのアフターフォローまで、トータルで考えていただきたいです。

  • 親犬や子犬が食べるドッグフードへのこだわり
  • 使用するシャンプーへのこだわり
  • 親犬や子犬、お客様の犬のしつけに関するこだわり
  • 親犬や子犬の飼育環境へのこだわり
  • お客様に対してのこだわり
  • 飼育用品へのこだわり

ドッグフードへのこだわり

犬は人間と違って自分たちで食べるものを選ぶことができません。また、話すこともできないために健康管理を飼い主さんがしっかりと行うことが大切です。一番の基礎になるのがドッグフードです。

1つ目に小麦、大豆、トウモロコシなどのアレルギーになりやすく消化しにくい原材料を使用していないことが大切です。これらの原材料は原価が安く、加工しやすいです。また、トウモロコシは便を硬くする作用があるためほとんどのドッグフードには入っています。獣医師が扱う療法食の中には、便を硬くするためにトウモロコシが主原料のドッグフードもあります。療法食は一時的に使用することには問題がないと思いますが、常用することに関してはおすすめしていません。
よく犬や猫の便はコロコロが良いと言われますが、私達は間違っていると思っています。人間と同じくらいの硬さがいいです。便を固くして人間が処理しやすいように、トウモロコシやビートパルプなどで繊維質を豊富にし、その他のもので腸の動きをゆっくりにし便を固めています。普通に考えて良くないですね。

2つ目に肉が沢山入っているドッグフードを選ぶことです。犬は元々肉食の動物です。歯の形を見ていただければ一目瞭然です。唾液の中には炭水化物を消化するために必要なアミラーゼがありません。消化器官は短く強い酸性を持っています。必要以上の炭水化物は消化の過程でブドウ糖になり、脂肪と結合するために太りやすくなります。
肉が多いフードを食べると筋肉がつきやすく、骨格がしっかりします。また、毛艶も良くなります。体重は増えるかもしれませんが、しまった体になります。もちろん運動は必要です。
よく犬は雑食だという声を聞きますが、本来は違います。また、肉食の動物は草食動物の内臓から栄養素を補給しています。

3つ目に合成酸化防止剤、人工的な調味料を使用していないことです。合成酸化防止剤が入っていると開封後半年経っても見た目の変化はありません。人工的に匂いをつけて嗜好性をあげても結果的に体に良くなければ本末転倒です。

4つ目に新鮮な原材料を使用していることです。そのためには冷凍処理や熱処理を行わずに加工工場に運ぶ必要があります。
ペットのブリーダーワンブーが使用しているオリジン・アカナのドッグフードは人工保存料を使用せず、摂氏4度で保たれた自社トラックでその日に採れたものがその日のうちに加工されます。加工するときも高温で長時間処理しないよう、90度以下で3分間未満で加工されます。

5つ目にすべて自社で管理していることが大切です。オリジン・アカナの場合は原材料の調達から加工まですべてが自社で管理しています。そのため非常に安心です。ドッグフードの中には加工を他社に依頼している事が多いです。同じ工場の同じラインで色々なメーカーのドッグフードを加工していて、時々違う形のドッグフードが入っていることや、色が違うドッグフードが入っていることがあります。これでは信用できません。

ペットのブリーダーワンブーではこれらのことに気をつけてドッグフードを選んでいます。子犬はもちろん親犬にもずっと与えていますので、ワンブーの親犬たちには皮膚病などはありません。その代わりに安価なドッグフードに比べるとものすごくドッグフードにお金がかかります。ペットショップで販売しているちょっと良質なドッグフードを使用することと比べて、2倍から3倍の経費がかかっています。でも、犬たちとこれから生まれてくる子犬のために良質なドッグフードしか使用しません。

よく、手作りフードのことを聞かれますが、私達はおすすめしません。
毎回食材が変わりますし、同じ肉でも産地が違います。もしアレルギー反応が出ても原因を突き止めることが大変になります。また、一旦手作りフードを食べるとドライフードをなかなか食べなくなります。入院やペットホテルに預ける際にも大変になりますし、柔らかいものを食べ続けると口の中の病気にもなりやすくなります。

シャンプーへのこだわり

シャンプーで皮膚トラブルが発生する場合が意外と多いです。
合成の界面活性剤を使用していない物を使用することが大切です。基本的にはシャンプーのラベルに合成酸化防止剤不使用と記載されいるものを使用してください。一部の原材料すべて記載している物には合成酸化防止剤不使用の記載はありません。

合成酸化防止剤は人間用のシャンプーにも多く使用されていますが、アレルギーなど皮膚トラブルも多くもちろん人間も合成酸化防止剤不使用のシャンプーを使用する方がいいです。

もちろんペットのブリーダーワンブーでも合成酸化防止剤不使用のシャンプーを使用していますし、お客様にもおすすめしています。

犬のしつけへのこだわり

犬のしつけは犬と人間が幸せに暮らす上では必要なものです。基本的にしつけをしないで、ただかわいがるなら猫をおすすめします。しつけの入った犬はとてもかわいいですし、生涯にわたって良き伴侶となります。

しつけができないで、いろいろと問題行動が出てくると、犬を飼育しなければよかったという事にもなります。最悪の場合は犬を手放してしまうことにもなりかねません。安易に犬をファッション感覚で飼育する方も多くなってきてしまっています。その結果が保健所などの不用犬の増加です。
私達はこのような事態をなるべく減らしていきたいのです。しつけが入った子でしたら手放すことはほとんど無くなるでしょうし、もしそうなっても新しい飼い主さんが簡単に見つかると思います。

ペットのブリーダーワンブーの犬たちにも基本的なしつけはしていますが、お客様に販売させていただいた犬、ペットショップや他のブリーダーさんで購入された犬につきましても犬のしつけをさせていただいています。
日本でもヨーロッパなみに犬のしつけについて真剣に考える必要があると思います。

飼育環境へのこだわり

ペットのブリーダーワンブーの犬たちは基本的に雨がふらなければ外で遊ばせています。特に子犬たちは社会性を身につけるため、段階を踏んでいろいろな親犬たちと遊ばせます。また、お客様が遊びに来た時は接客係としてお客様やお客様の犬たちと触れ合わせます。

夜は1頭ずつケージに入ります。もちろん冷暖房完備でオゾン発生器で除菌殺菌し、冬場は乾燥しますので加湿器で湿度60パーセントを目標に加湿します。ケンネルコフを防止するためです。ケンネルコフは湿度60パーセントあれば発生しません。

年1回の混合ワクチンの接種もしっかりと行います。母犬については交配前に接種します。これにより抗体が子犬に移行しやすいと言われています。
毎月、フィラリアとノミ・ダニの予防も行います。通常は真冬以外に行なうと思いますが、念のため1年中行っています。

お客様へのこだわり

一人ひとりのお客様を大切にしたいと思っています。その為に、ご来店は予約制をとらせていただいています。
現在、夫婦2人で経営していますので、お客様が重なると対応しきれません。いい加減な対応はしたくありませんので、必ずご連絡をお願いします。

お客様が子犬を購入してから楽しい暮らしができるよう最大限の努力をさせていただきます。
子犬を選ぶ時は本当にその犬種がいいのか、オスメスどちらがいいのか、多頭飼いができるのか、しつけは大丈夫かなど多くの時間をとってお話させていただきます。

子犬が決まってお引渡し日が決まりましたら、10日前には1頭でケージで生活させます。兄弟たちと別れてものすごく鳴きますが、お客様の所に行ってから無駄吠えしないためです。ケージの中のトイレのしつけも同時に行います。
また、動物病院にて検便、健康診断もしておきます。

お渡し時には2時間ぐらい飼育方法やペット保険などについて詳しくご説明させていただきます。この時に実際に爪切りや耳掃除などの実践もしていただきます。爪切りや耳掃除はしつけの一環として飼い主さんにしていただきます。

子犬をお渡し後いろいろとご不明なことが出てくると思います。その都度ささいな事でもご連絡ください。少しでもお客様と子犬の負担が軽くなるようお手伝いさせていただきます。

その為に、ワンブーのお客様用に営業時間外のお電話の受付もしています。突然調子が悪くなったなど適切に対処できるようご相談をお受けしています。
時間外に新規のお問い合わせなどいただくことがありますが、時間外はワンブーのお客様用の緊急用です。犬の世話などやらなければいけないことがたくさんありますのでご遠慮ください。

その他、ただ子犬を見せてくれと言われることがありますが、ペットショップではありません。子犬も調子が悪くなってしまいますのでご遠慮ください。
決まった子犬がいたり、これから犬を飼育したいと思っていてその相談などはもちろんお受けします。

また、外飼い(冷暖房完備の犬舎を除く)や番犬にしたい方の場合や、犬を飼育することが困難だと判断した場合は販売しないこともありますのでご了承ください。

飼育用品へのこだわり

飼育用品の販売もしていますが、私達が実際に使ってみていいと思ったものしかおすすめしません。
利幅が多いからとか、売れ残ったからなどといった理由で販売はしません。

なるべく低価格を心がけていますが、良い物は高額になる場合もあります。その代わり使い勝手がよく長持ちします。