フレンチブルドッグのブリーダー|静岡県浜松市 ワンブー

ワンブーとフレンチブルドッグ

ワンブーでは、フレンチブルドッグを中心に繁殖しています。柴犬でもチワワでもなく、なぜフレンチブルドッグなのか。よく聞かれる質問です。

理由は単純で、この犬種の持つ愛嬌と、ちょっと不器用なところに惚れ込んでしまったからです。走り方も呼吸の仕方も、決して洗練されているとは言えません。ですが、その不格好さごと愛せる犬種だと思っています。

「かわいいから」という理由だけで繁殖をしているわけではありません。フレンチブルドッグは短頭種で、人の手による管理が他の犬種以上に必要です。だからこそ、専門的に向き合う価値があると考えています。

フレンチブルドッグの性格

人懐っこく、飼い主にべったり甘えてくる犬種です。留守番が苦手な子も多く、寂しがり屋な一面があります。

一方で、頑固なところもあります。しつけ教室でフレンチブルドッグを見ていると、覚えが早い子と、何度教えても我が道を行く子とにはっきり分かれます。

そのマイペースさを「頭が悪い」と捉える方もいますが、それは違います。単に、犬なりの優先順位があるだけです。おやつより遊びが好きな子もいれば、その逆もいます。性格をよく観察して、その子に合ったやり方でしつけをしてあげてください。

社交的で、他の犬とも比較的うまくやれる子が多い犬種です。ですが、体力的に長時間の運動には向きません。遊びも運動も、短く区切ってあげることが大切です。

健康面で気をつけていること

フレンチブルドッグは、見た目のかわいさの裏に、健康管理の難しさを抱えている犬種です。ここをごまかしてお伝えするつもりはありません。

短頭種特有の呼吸のしにくさ、皮膚のたるみによる皮膚トラブル、椎間板への負担。どれも、他の犬種と同じ感覚で飼うと後悔につながりやすい点です。

「うちの子は大丈夫」と思い込むのが一番危険です。症状が軽いうちは気づきにくく、悪化してから病院に駆け込むケースを何度も見てきました。

うちの犬舎では、子犬をお迎えいただく際に、この犬種特有の注意点を必ずお伝えするようにしています。かわいさだけで判断してほしくないからです。

暑さ・皮膚・呼吸について

フレンチブルドッグにとって、夏は命に関わる季節です。鼻の短さゆえに、体温調節が他の犬種ほど得意ではありません。

真夏の散歩は、朝の涼しい時間か、日が沈んでからにしてください。日中のアスファルトは、想像以上に犬の体力を奪います。

皮膚のシワの間は、汗や汚れがたまりやすい場所です。私自身、こまめに拭いてあげないと蒸れて炎症を起こしてしまった経験があります。それ以来、シワの間のケアは毎日の習慣にしています。

呼吸音がいつもより荒い、舌の色がいつもと違う。こうしたサインを見逃さないことが、熱中症や呼吸器トラブルを防ぐ一番の方法です。「少し変だな」と思ったら、様子を見ずにすぐ涼しい場所へ移動させてください。

フレンチブルドッグのビーノ2
フレンチブルドッグのビーノ2

親犬・血統について

血統は、見た目の良さだけで選ぶものではありません。うちの犬舎では、健康状態と性格の両方を重視して親犬を選んでいます。

遺伝性の疾患を持ちやすい犬種だからこそ、親犬の健康検査は欠かせません。検査を怠って繁殖させることは、生まれてくる子犬に対して無責任だと考えています。

「血統書付きだから安心」というわけでもありません。血統書はあくまで血統の証明であって、健康の保証ではないからです。そこを混同しないでいただきたいです。

ワンブーのブリーディング方針

ブリーダーである以上、利益も出していかなければいけません。ですが、それだけにとらわれてはいけないと考えています。

繁殖回数や頭数を優先すれば、親犬にも子犬にも無理がかかります。うちでは、親犬の体調を最優先にして、繁殖のペースを決めています。

「今かわいい子犬をたくさん出せば売上が伸びる」という考え方もあるでしょう。ですが、その先で親犬が壊れてしまっては本末転倒です。長い目で見て、健全な状態を保てる範囲でしか繁殖はしません。

子犬を迎える前に知ってほしいこと

フレンチブルドッグは、見た目のかわいさで衝動的に選ばれやすい犬種です。ですが、そのかわいさの先には、通院や食事管理といった現実的な負担がついてきます。

暑さに弱い、いびきをかきやすい、太りやすい。こうした特徴を「うちの子だけは平気だろう」と軽く考えないでいただきたいです。

今この瞬間のかわいさだけで迎えるかどうかを決めるのではなく、10年先、この子と一緒に過ごす生活を具体的に想像してみてください。通院にかかる費用、留守番の時間、夏場の冷房代。どれも避けて通れないものです。

それでも「この犬種と暮らしたい」と思えるなら、ぜひご連絡ください。覚悟を持って向き合っていただける方に、うちの子犬をお迎えいただきたいと思っています。

親犬紹介

見学では、親犬にも実際に会っていただけます。子犬の将来の姿や性格の傾向は、親犬を見るのが一番参考になります。

気になる方は、見学のご予約からお問い合わせください。