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自分以外の糞便を腸内に移植すると下痢の93%が治ることが確認される

健康な犬から採取した糞便に含まれるバクテリアを培養させ、お腹にトラブルを抱える犬に移植すると、12~24時間以内に腸内環境が改善しはじめ、93%が下痢を克服することがわかったそうです。

静岡県浜松市のペットのブリーダーワンブーの見習い小池です。
これは、慢性的にお腹にトラブルを抱えている犬には朗報ですね。

目の見えない人に盲導犬を派遣するSoutheastern Guide Dogsの獣医Kevin Conrad氏は「犬の場合はもっとざっくりした方法で糞便の移植が可能になる」ということに気づき、健康な犬から採取した糞便のサンプルを凍らせ、中に含まれるバクテリアを培養し、特定の「いい」バクテリアが含まれていることを確認したら液状化させ、腸内トラブルを抱える犬の肛門からチューブで流し込むという方法を実行しました。

調査において難しかったのは「腸内環境にいいバクテリア」を入手すること。悪いバクテリアは比較的簡単に特定できるのですが、何がいいのかは腸内トラブルを抱える犬を調べているだけではわかりません。そこでConrad氏は「何を食べてもどんな環境にいても1度も下痢したことがない犬」からサンプルを集めて治療に使うことにしました。どんな環境でも下痢しない犬は生まれつき「いい」腸内バクテリアを持ってるはずだからです。

上記の方法を用いるとだいたい12~24時間で犬の病状は改善し始めたとのこと。また、1度目の施術での成功率は87%だったのですが、施術を2度行うと成功率が93%まで上がったとのこと。

ペットのブリーダーワンブーでは、お腹にトラブルを抱えた犬はいないですが、今方法が確立されれば子犬や高齢犬などお腹を壊しやす犬も安心ですね。

健康な犬から採取した糞便に含まれるバクテリアを培養させ、お腹にトラブルを抱える犬に移植すると、12~24時間以内に腸内環境が改善しはじめ、93%が下痢を克服することがわかりました。The p

情報源: 自分以外の糞便を腸内に移植すると下痢の93%が治ることが確認される

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