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シベリアンハスキー「レン」の散歩

シベリアンハスキー「レン」の散歩

金曜日に、ペットホテルで来ているシベリアンハスキーの「レン」の散歩をしてみました。

ペットのブリーダーワンブーで見習いをしている小池です。
勉強のため、色んな犬を触ってみてどんどん経験を増やしていきます。

大抵の犬がそうなのですが、飼い主さんと離れてワンブーにひとりでいれば、何の問題もありません。「レン」もそれと同様、散歩をしてもテンションが低く、引っ張ったりもしないので、一見しつけることはないと思いました。

しかし、そんなことはありません。できることは山程あります!

ボスに同行してもらい、散歩の様子を見てもらっていると色んなことがわかりました。

「レン」のおうちの散歩ルートは車通りの少ない堤防沿いらしく、学校に通う子どもや散歩をする人や犬、自転車など様々な障害があります。

堤防の散歩

飼い主さんへの集中がとても重要になってくるのです。

最初に歩いてみた時は、あまり「レン」がこちらに集中している感覚がなく、イマイチでした。

次はボスのアドバイスで、「レン」を寝かせてみました。

しかし、座らせようとおしりを持ち少し強く抑えると「レン」は噛みにきたのです!
力を入れた瞬間バッとうしろを振り返るのは犬が「噛むぞ」と言っているのと同じことです。その意識を、注意します。

「レン」は大人しい犬なので、普段は特に怒られたり注意されることもありませんでした。
しかし大人しい犬ほど、いざ、という時は力で抵抗するのではなく、最終手段である「噛む」ということをしてきます。

飼い主さんも犬が普段はおとなしくしているので、ちょっとした抵抗や反発を見逃しやすく、「嫌がることをしなければ大人しい犬」を育ててしまいやすくなるのです。

しかしそれではいけません。犬は飼い主さんに従順な状態ではないのでストレスはたまりますし、その犬を知らない人、特に手加減がわからない小さなこどもは噛まれてしまう危険があります。

犬と子供

そういったことをなくすため、普段から犬の嫌がることをして、それに対する抵抗を注意しなければいけないのです。

「レン」も2、3回寝かせるとすぐに抵抗をやめました。
タイミングと注意が合えば、すぐに犬は理解するのです。

そして、その後の散歩も大きく変わりました!「レン」がこちらに集中してくれたのです。

どんどん色んなアプローチをして、犬の色んな反応を見ていくことで、人と犬との関係が大きく変わることがわかりました。
もっと色んな犬を触っていきたいと思います。

犬のしつけ教室

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