ボストンテリアはフレンチブルドッグに非常によく似ていますが、少し小さく足も長いです。
サイズも3種類あり、小さいものは6kg前後で小さいです。
愛嬌のある顔と活発な性格が人気の犬種です。
ボストンテリアの歴史
ボストンテリアはアメリカで作られた数少ない犬種のひとつです。
イギリスのリバプール港で育てられ、1870年代にあめりかにのボストンに連れてこられたジャッジという犬から始まります。
この犬はイングリッシュブルドッグとイングリッシュホワイトテリアを交配した犬です。
その後ボクサーやブルテリアなどと交配を進め、今のボストンテリアが作り上げられました。
はじめは闘犬としても活躍しました。
顔はブルドッグなどの短吻犬、性格はテリアの血を受け継いでいます。
1890年代にはドッグショーも開催され人気を博しました。
ボストンテリアの性格
ボストンテリアは闘犬としての気質も持ち合わせていましたが、現在ではおとなしくなっています。
知的でしつけもしやすい犬です。
子供とも仲良くできるため、良き遊び相手にもなります。
ボストンテリアの特徴
ボストンテリアはシール、黒、ブリンドルに白のマーキングのカラーが特徴的です。
腰が少し曲がっていて短い胴体と、短い尻尾、短い被毛が特徴です。
また、フレンチブルドッグのようなコウモリ耳です。
足は筋肉質で丈夫です。歩き方もきびきびとしています。
体重は5kgから12kg、体高は35cmから45cmです。
平均寿命は12年から14年です。
ボストンテリアの病気
ボストンテリアには、口蓋正中線に亀裂の有る口蓋裂や上口唇に亀裂があるように見える口唇裂、心臓疾患などがあります。
基本的には元気で、そこまで病気の心配は要りません。
そのほかの短吻犬と同じように、夏場の暑さに弱く、皮膚病にも注意が必要です。
目の損傷にも注意が必要です。
ボストンテリアの健康管理と日頃の手入れ
ボストンテリアの被毛は短くやわらかいので手入れは簡単です。
基本は濡れタオルで拭くぐらいで大丈夫です。
ラバーブラシを使うと簡単にブラッシングできます。