静岡県浜松市で犬のブリーダーをしている、ペットのブリーダーワンブーの山下です。狆(チン)は、古くから愛されてきた日本の犬種です。見学にいらっしゃる方からは、「大人しいイメージがあるけど本当ですか」とよく聞かれます。
私自身、狆を繁殖する中で、そのイメージと実際の性格には少しギャップがあると感じています。今回は、実際の性格と飼育の注意点をお伝えします。
穏やかですが、警戒心もしっかりあります
狆は人懐っこく、飼い主との絆を大切にする犬種です。アパートのような限られた住空間でも、比較的落ち着いて過ごせます。
一方で、知らない環境や音に対しては慎重になる一面もあります。子犬のうちから、いろいろな人や場所に慣れさせる経験を積ませてあげてください。無理に慣れさせようとせず、少しずつ距離を縮めるくらいがちょうどいいです。
賢いからこそ、一貫したしつけが必要です
狆は飼い主の感情を敏感に察知する、賢い犬種です。だからといって、特別甘やかす必要はありません。犬のルールに沿って、一貫した態度で接してください。
指示に迷いがあると、狆はすぐにそれを見抜きます。私の経験上、しつけの基本は他の犬種と変わりません。ぶれない態度で接することが、信頼関係につながります。
被毛のお手入れと、呼吸への配慮が必要です
狆は被毛が長く、毛の絡まりを防ぐために定期的なブラッシングが欠かせません。優しく丁寧にケアをしてあげてください。皮膚トラブルの早期発見にもつながります。
短頭種特有の呼吸器の問題を抱えやすい点にも注意してください。肥満は呼吸への負担を増やします。適切な食事量を守り、体重管理を意識してあげてください。
遊び好きな一面も持っています
狆は穏やかなイメージが強い犬種ですが、実際は遊び好きな一面もあります。室内での遊びだけでも十分にエネルギーを発散できます。
この遊び心は、成犬になっても失われません。日々の遊びの時間を通じて、絆を深めていってください。
まとめ
狆は、穏やかさと警戒心、賢さと遊び好きな一面を併せ持つ犬種です。日本犬らしい落ち着きの裏にある繊細さを理解したうえで、迎えてください。
見学の際は、実際の性格をぜひ確かめてみてください。写真だけでは分からない魅力があります。


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