静岡県浜松市で犬のブリーダーをしている、ペットのブリーダーワンブーの山下です。当犬舎では、ボストンテリアの繁殖にも携わっていました。
タキシードのような毛色と丸い目が愛らしく、迎えたいという方は多いです。ですが、選び方を間違えると後で困ることになりかねません。
この記事では、優良ブリーダーを見極める8つのチェックポイントをお伝えします。あわせて、ボストンテリアならではの注意点も解説します。
ボストンテリアのブリーダーとは?ペットショップとの違い
ブリーダーとは、特定の犬種を専門に繁殖・育成し、直接飼い主に引き渡す業者のことです。
ペットショップは店頭に並んでいる分、気軽に感じるかもしれません。親犬の性格や健康状態を、自分の目で確かめる手段もありません。
ブリーダーから迎える場合は違います。親犬を実際に見て、育った環境まで確認したうえで決められます。
価格にも差が出ます。ペットショップでの購入価格はおよそ25万円から35万円。大手チェーンでは50万円前後になることもあります。ブリーダーから直接迎えると、20万円から30万円前後が相場です。
| 入手ルート | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ペットショップ | 25万円〜35万円(大手は50万円前後も) | 卸値が上乗せされる分、割高になりやすい |
| ブリーダー直販 | 20万円〜30万円前後 | 繁殖環境や親犬を直接確認できる |
| 相場より大きく安い個体 | 20万円を大きく下回る〜 | 繁殖引退犬や健康に理由があるケースも |
相場より大きく安い個体を見かけることもあります。ですが、そこには理由があるケースが少なくありません。「なぜ安いのか」を聞いて、きちんと答えられないブリーダーからは迎えない。これが鉄則です。
ブリーダーを見極めるための8つの確認事項

見学やホームページのチェックでは、次の8点に目を通しておいてください。
まず、動物取扱業の登録番号が明記されているかどうかです。犬の繁殖・販売事業者は、都道府県への登録が動物愛護管理法で義務付けられています。番号が実在するかは、地域の動物愛護センターで確認できます。
次に、犬舎の清潔さです。個体や施設からの臭いは、日々の管理の丁寧さをそのまま映し出します。写真だけで判断せず、実際に足を運んで確認してください。
血統書の発行有無も欠かせない確認事項です。純血種の証明であり、親犬の血統がはっきりしているかどうかも、あわせて聞いておくと安心です。
引き渡しの時期にも注意してください。改正動物愛護管理法により、生後56日を経過してからの引き渡しと定められています。これより早く渡そうとする業者は避けてください。
見学に対応してくれるかどうかも重要です。親犬や兄弟犬を含めて、実際の犬舎の様子を見せてもらえるか確認してください。インターネット販売のみで見学を断る相手は要注意です。
引き渡し後の保証制度があるかどうかも、事前に聞いておきましょう。最低でも1週間程度の健康保証があると安心です。
質問への回答が誠実かどうかも見ておいてください。飼育環境や持病について曖昧な返答しかできない相手は、信頼度が低いと考えてください。
最後に、所在地や連絡先が明確に公開されているかどうかです。身元がはっきりしているかどうかの確認材料になります。
【番外編】短頭種特有の健康リスクを説明できるか

ボストンテリアは短頭種で、鼻の構造ゆえに呼吸器のトラブルを抱えやすい犬種です。軟口蓋過長や気管狭窄といった短頭種気道症候群は、いびきや荒い呼吸、パンティングとして表れます。
白内障も、この犬種でよく見られる遺伝性疾患です。早い個体では4歳ごろから発症することもあります。膝蓋骨脱臼のリスクも比較的高いといわれています。
優良なブリーダーであれば、親犬の健康診断記録を開示できます。こうした遺伝性疾患のスクリーニング結果についても、聞かれる前から説明できるはずです。見学の際、この点を曖昧にしか答えられないブリーダーには注意してください。
良いブリーダーに共通する特徴
信頼されているブリーダーには、いくつかの共通点があります。
見学を歓迎し、普段は見せない繁殖犬の飼育スペースまで案内してくれる犬舎は多くあります。オープンな姿勢そのものが、飼育に自信を持っている証だと私は思います。
計画的な繁殖を行っている犬舎は、親犬の血統や健康状態について、聞かれる前から詳しく説明してくれます。行き当たりばったりで繁殖された子とは、育てるうえでの差が出やすいというのが私の実感です。
隠すブリーダーに、良いブリーダーはいません。見せられない場所があるということは、見せられない理由があるということです。
ボストンテリアを迎える前に知っておきたいこと

見た目のかわいらしさだけで決めないでください。ボストンテリアには、飼育前に知っておきたい特性がいくつかあります。
短頭種ゆえに体温調整が苦手で、暑さに弱い犬種です。夏場の散歩は、朝は陽射しが強くなる前、夕方はアスファルトの熱が十分に下がってからにしてください。室内はエアコンで涼しく保ち、水分補給もこまめに行ってあげてください。
運動量はそれほど多くありませんが、過度な運動は呼吸器への負担になります。短時間の散歩を、無理のない範囲で続けてあげてください。肥満は呼吸への負担をさらに増やすため、体重管理も欠かせません。
生涯でかかる費用の目安
食費やトリミング代に加えて、呼吸器や目のトラブルが出た場合は通院費もかさみます。ペット保険への加入を検討する飼い主さんも多くいます。迎える前に、近隣の動物病院や保険プランを調べておいてください。
10年、15年先まで一緒に暮らせるかどうかを考えてから、迎えてほしいのです。
浜松でボストンテリアを迎えるなら
私たちペットのブリーダーワンブーは、2008年3月に浜松で創業しました。以来、ボストンテリアをはじめとする犬たちの繁殖・育成に携わってきました。
繁殖・育成だけでなく、ペットホテルやしつけ教室も自社で運営しています。子犬をお迎えいただいた後も、しつけの相談やお預かりまで、同じスタッフが一貫して対応します。
初めてボストンテリアを迎えるので不安がある。そういう方こそ、遠慮なくお問い合わせください。浜松市内はもちろん、静岡県外から見学にお越しいただくことも可能です。
まとめ
ボストンテリアをブリーダーから迎える際は、8つのポイントを確認してください。動物取扱業登録・血統書・引き渡し時期・アフターフォローなどです。加えて、短頭種特有の呼吸器や目のリスクについても、必ず聞いておいてください。
価格の安さだけで判断しないでください。気になる犬舎が見つかったら、まずは電話やメールで問い合わせてみてください。
よくある質問
参考リンク – 環境省 動物の愛護と管理 – 環境省「STOP!生後56日までの犬猫販売!」 – 公益社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)
内部リンク – ボストンテリアの飼育が難しいと言われる理由 – ボストンテリアの寿命|長生きさせる秘訣は? – ボストンテリアの性格|魅力と育て方の秘密


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