静岡県浜松市で犬のブリーダーをしている、ペットのブリーダーワンブーの山下です。当犬舎では、現在もシベリアンハスキーの繁殖を続けています。
シベリアンハスキーを迎える前に必要なものは、13品目です。ただし、全部を同じ日にそろえる必要はありません。
ハスキーは大型犬です。小型犬と同じ感覚で選ぶと、サイズが合わずに買い直しになります。
この記事では、初日から要る物、子犬を見てから選ぶ物、買わなくてよい物に分けてお伝えします。
シベリアンハスキーをお探しの方へ
ワンブーでは、静岡県浜松市の犬舎で現在ご家族募集中のシベリアンハスキーをご紹介しています。
シベリアンハスキーを迎える前に、全部そろえる必要はありません
最初にお伝えします。迎える前に買うのは、初日から使う物だけで足ります。
準備品は3つに分かれます。初日から要る物、子犬に会ってから選ぶ物、そして買わなくてよい物です。この記事も、その順で並べました。
お家の広さや間取りは、一軒ごとに違います。先に全部そろえるより、迎えてから足した方が無駄が出ません。
フードだけは例外です。初日から、ブリーダーと同じ物を続けてください。
シベリアンハスキーを迎える前に必要なもの13選
ここからが本題です。品目ごとに、シベリアンハスキーだと何が違うのかを書きます。

1. ドッグフード
フードは、迎えた初日に必ず要る物です。
当犬舎では、すべての犬にアカナを与えています。子犬にはパピーレシピです。お渡しの時点では、ドライのまま1日3回食べています。
お家でも、同じ物を用意してください。環境が変わったうえに食事まで変わると、子犬の体には重い負担になります。切り替えたい場合も、落ち着いてから1か月ほどかけて混ぜていきます。
アカナを選んでいる理由は、こちらの記事に書きました。

2. フード用の食器
食器は、洗いやすい物なら十分です。
高価な物である必要はありません。ひっくり返しにくく、かじって壊せない素材を選んでください。大型犬は口も大きいので、小さすぎる器は使いにくいです。
当犬舎で使っている物は、下に載せます。
3. 水用の食器・給水用品
水は、いつでも飲める状態にしておいてください。
ハスキーは運動量が多く、よく水を飲みます。器を床に置くと、子犬は足を突っ込み、ひっくり返します。そのため当犬舎では、ケージに付ける給水ボトルを使っています。器での水やりは、緊急用と考えています。
ボトルから飲んだ経験がない子もいます。迎える前に、どちらで飲んでいたかを聞いてください。
4. クレート(ハードタイプ)
クレートは、迎えに行くその日から使います。
中型・大型犬の車移動は、ハードタイプ一択です。布製は、急ブレーキのときに体を守れません。災害で避難するときも、ハードタイプなら中で休ませられます。
サイズは成犬で選んでください。成犬が中で立てる高さと、車に載る大きさの両方で決めます。オスとメスでは成犬の大きさが違うので、同じ物で足りるとは限りません。
クレートの選び方と慣れさせ方は、こちらにまとめています。

5. ケージ
ケージは、一生使う物です。
留守番と就寝、食事のときに使います。ここも成犬のサイズで選んでください。
シベリアンハスキーの場合はこれだけではトイレトレーが設置できませんので、下記のようにトイレトレーに囲いをつけてケージと連結しています。

詳しくは犬のしつけ教室もできるブリーダーがおすすめする飼育用品で詳しく解説しています。
6. トイレトレー
トイレトレーは、ケージに囲いを付けてつないだ所に置きます。
部屋には別のトイレを置きません。ケージの外でしてよいと覚えると、中でしなくなる子が多いからです。
子犬はシーツを噛みます。メッシュが付いたタイプを選んでください。
大きさは、成犬の体が収まる物を選んでください。選び方は、あとの章でまとめます。
7. ペットシーツ
シーツは毎日替える消耗品です。最初は多めに用意してください。
サイズはトレーに合わせますが、子犬のうちは量も多くないですし、何回も交換するので、XLサイズのペットシーツよりもワイドサイズを4枚ぐらい敷いて、汚れた部分だけ交換するほうが経済的です。吸収量の多さより、こまめに替える方が清潔に保てます。量が多くなってきたら中厚、厚型と変更していきサイズもXLを検討するのがいいでしょう。
8・9. 首輪とリード
首輪は本来、耳の根本と顎の一番前のラインに首輪をかけたいのです。それがなかなか難しいので、ペットのブリーダーワンブーではクッションケンネルリードという首輪とリードが一体式のものを使います。
軽くて動きも良いので使いやすいのですが、首のところの緩み防止が弱く犬から抜けるのが不安な方にはパークマスターのチョークリードをおすすめしています。こちらは普通の重さはありますが、ストッパーがしっかりとしているので安心感があります。
ハーネス(胴輪)は使いません。顔が自由になるぶん、犬が前へ前へと引っ張ってしまうからです。伸び縮みするフレキシブルリードも、犬を制御できないので使いません。
10. ファーミネーター
ハスキーの抜け毛は、ダブルコートの下の毛が抜けます。
ファーミネーターは、その下の毛をかき出す道具です。メーカーの区分では、大型犬の短毛種用になります。春と秋の毛が抜ける時期は、この1本が主役です。
11. スリッカーブラシ
スリッカーは、ブラッシング用ではありません。
当犬舎では、乾かすときに使います。ドライヤーの風を当てながら、毛を起こして根元まで乾かします。ソフトタイプなら、皮膚を傷めにくいです。
毛が抜ける時期には、シェッドスリッカーも使います。
ブラシの使い分けは、こちらの記事が詳しいです。

12. 爪切り
爪切りは、お家でお手入れをするなら必ず要ります。
ハスキーの爪は太いです。ギロチンタイプなら、先を少しずつ落とせます。当犬舎では、お渡しのときに実際にやっていただきます。
嫌がる子を押さえつけないでください。まず落ち着かせて、少しずつ切ります。
13. 犬用シャンプー
シャンプーは、人用ではなく犬用を選んでください。
ダブルコートは、泡が根元まで届きません。毛をかき分けながら、地肌を洗ってください。すすぎ残しは、皮膚のトラブルのもとになります。
皮膚が赤い、かゆがる、においが強い。こうした様子があれば、自分で判断せず獣医師に相談してください。
コンディショナーは無くても大丈夫ですが、シベリアンハスキーは冬場に静電気がよく発生します、その場合はコンディショナーを使用したほうがいいです。
ハスキーは「成犬のサイズ」で選ぶものがあります
成犬の大きさで選ぶ物は3つです。ケージ、クレート、トイレトレーです。

標準の大きさは、次のとおりです。
| 項目 | オス | メス |
|---|---|---|
| 標準体重 | 20.5~28kg | 15.5~23kg |
| 標準体高 | 53.5~60cm | 50.5~56cm |
※出典:JKC(ジャパンケネルクラブ)犬種標準「シベリアン・ハスキー」
数字を見ると、小型犬の用品では足りないことが分かるはずです。
ケージは子犬のサイズで買うと足りなくなる
ケージは、子犬の体に合わせると早い段階で狭くなります。
ハスキーは、生後1年から1年半ほどまで体が大きくなります。買い替えるより、最初から成犬で使える物を選んだ方が安く済みます。
クレートは高さと車の積載の両方で決める
クレートは、2つの条件で決めます。
1つは、成犬が中で立って向きを変えられる高さです。もう1つは、車に載る大きさです。どちらかだけで選ぶと、使えない物が手元に残ります。
トイレトレーは成犬がはみ出さない大きさにする
トレーは、成犬の体が収まる大きさが目安です。
はみ出すと、外に出てしまい失敗が増えます。置く場所に入る大きさかどうかも、先に測ってください。
迎えたあとの過ごし方は、こちらの記事にまとめています。

子犬の体を見てから選びたいもの
先に買わない方がよい物もあります。
服は、急いでそろえなくて大丈夫です。子犬は寒さに弱いので、服ではなく室温で守ってください。冬は、20度を切らないぐらいが目安です。
おもちゃは、壊し方を見てから足してください。力の強い子は、柔らかい物を数分で裂きます。まずは1つか2つで十分です。
最初から買わなくてもよいもの
買わない判断も、お伝えします。
ピンブラシとコームは、ハスキーには要りません。毛を整える道具なので、下の毛をかき出す仕事には向きません。
ラバーブラシは、短毛の犬種向けです。ハスキーなら、シャンプーのときに使う程度です。
自動給餌器も、急ぐ物ではありません。食事の時間は、犬との関わりの時間でもあります。
ブラシの選び方は、こちらの記事で比べています。

用品より先に確かめてほしい、夏のエアコン
ハスキーの準備で一番大事なのは、物ではありません。夏の室温です。

温度より犬の様子で判断する
私は、温度の数字より犬の様子を見ています。夏に何度までとは決めていません。人が快適に過ごせる温度が目安です。
犬の様子でも分かります。眠っているのに呼吸が早ければ、暑いということです。トイレトレーのメッシュの上で眠っていたら、それも暑いサインです。
ぐったりしている、呼吸が荒い。こうしたときは、すぐに動物病院へ連絡してください。
留守番中もエアコンを切らない
留守番の時間も、エアコンは付けたままにしてください。
留守中に来客があると、暴れてしまう子もいます。そういう子は、低めの設定にしておいてください。暴れること自体は、しつけで直す話です。
ハスキーの飼育が難しいといわれる理由は、こちらに書きました。

夏の散歩は時間帯をずらす
夏の散歩は、日が高いうちに出ないでください。
アスファルトは、日が落ちてからも熱を持っています。手の甲を当てて、熱ければ待ってください。朝と夜に時間をずらすだけで、犬の負担は変わります。
ワンブーで実際に使っている飼育用品
犬舎で使っているのは、ケージとサークル、首輪とリード、食器です。給水ボトル、ブラシ、爪切り、温湿度計と暑さ対策の用品も使います。
品名の分かる物は、この記事の中で紹介しています。まだ載せていない品目は、あとから足していきます。
ほかの用品も、まとめたページがあります。
迎える前にブリーダーへ確認したいこと
用品を買う前に、迎える先へ聞いてください。無駄な買い物が減ります。
| 聞くこと | 理由 |
|---|---|
| 今のフードの銘柄と回数 | 迎えた直後に変えないため |
| トイレの覚えさせ方 | トレーの種類と置き場所を合わせるため |
| お渡しの時期とワクチンの回数 | 散歩の開始時期を決めるため |
| 親犬を見せてもらえるか | 成犬の大きさと性格を知るため |
答えがあいまいな犬舎は、慎重に考えてください。
犬舎の見極め方は、こちらの記事で書いています。

浜松でシベリアンハスキーの子犬を迎えるなら
私たちペットのブリーダーワンブーは、2008年3月に浜松で創業しました。
お渡しのときには、爪切りとブラッシングを、その場で体験していただきます。迎える前の準備からでも、ご相談ください。
迎えたあとにかかる費用は、こちらで計算しています。

子犬の値段の決め方は、こちらに書きました。

しつけの考え方は、こちらの記事です。

まとめ
迎える前にそろえるのは、初日から使う物だけです。フード、食器、給水用品、クレート、ケージ、トイレトレー、トイレトレーの囲い、シーツ。これだけあれば、初日は足ります。
ケージとクレートとトイレトレーは、成犬のサイズで選んでください。ブラシは、ファーミネーターとスリッカーの2本です。
ピンブラシ、コーム、服、大量のおもちゃは、急いで買わないでください。そして夏のエアコンだけは、用品より先に決めておいてください。
よくある質問
参考リンク – 公益社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC) – 環境省 動物の愛護と管理


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