フレンチブルドッグの爪切り「ナナちゃん編」

フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ

静岡県浜松市で犬のしつけ教室をしているペットのブリーダーワンブーです。

今回のしつけ教室は生後6ヶ月のフレンチブルドッグの「ナナ」です。
ペットのブリーダーワンブーで販売させていただたフレンチブルドッグですが、今回は爪切りのしつけです。

フレンチブルドッグのナナ
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ

一番困られていることは、噛み癖ということでした。
大人にはよっぽどしないようで、お子さんたちにするということでした。私達にも甘噛してくれれば治すことができるのですが、予想どおりしませんでしたので、今回は爪切りをしました。

ペットのブリーダーワンブーでは爪切りや耳掃除などの日頃のお手入れは、犬に我慢をさせるしつけと考えています。犬の思考回路は我慢をして、服従して、従順になります。

我慢のしつけは頭が柔らかい子犬のうちでないとかなり難しくなってきます。これができるようになると大人になってから怪我をしたときにもストレスなく診察してもらえますし、薬をつける、飲ませるということができるようになります。そういった先のことを考えてしつけをする必要があります。

よく爪切りはどうやってやるんですか?どこまで切ればいいですが?など聞かれますが、爪切りはあくまで手段であって、ゴールではありません。我慢させてずっと大人しくしていることが重要です。

そのため暴れていることを力で押さえつけて爪を切っても意味がありません。暴れたら大人しくさせて切る。また暴れたら大人しくさせる。大人しい時間を長くしていって、最終的にはずっと大人しくしているようにします。

ここで大切なことは、暴力や力でその場を収めたり、号令をかけてやめさせたりするのではなく、犬に考えさせてやめさせることです。
我慢させて服従させて従順な精神状態を作ることです。これはどの犬のしつけにも共通しています。
爪切りを暴れて嫌がっている犬を力で抑えて爪切りしたり、散歩で引っぱるから引っ張ることができにくいリードを使ったり、いたずらするからその対象物を隠したりしてもなんのしつけにもなりません。問題行動が起こったときはそれを治すチャンスです。その都度しっかりと向き合う忍耐力が必要です。

フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ2
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ3
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ4
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ5
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ6
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ7
フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ8

今回は私達が触って順々な精神状態を作り、爪切りをしました。飼い主さんにもこの状態ならできるを言っていただけました。犬は人を見て態度を変えます。その場にいる誰の言うことを聞けばいいかを瞬時に判断します。今回は私達がそうでした。お家に帰ってからは私達はいません。飼い主さんがその立場にならなければいけません。

フレンチブルドッグのナナと猫

あと、ペットのブリーダーワンブーの事務所には3匹の猫がいます。すべて捨て猫でワンブーに迷い込んできたところを保護しました。お客様がいらっしゃると代わる代わる接客をしてくれます。お客様の膝の上で寝てしまうこともしばしばあります。

フレンチブルドッグのナナと猫2
フレンチブルドッグのナナと猫3

猫は犬の気持ち(テンション)を察知するので、犬が落ち着いていれば近づいていきます。逆に興奮していれば近づくなと警告したり、隠れたりします。今回フレンチブルドッグのナナも遊びたくて興奮しており、猫から警告を受けても理解せず近づき猫パンチを受けていました。犬側も学習すれば猫と楽しく遊ぶことができるようになります。人間も猫のよう犬のようにテンションを感じ取れば犬のしつけはもっと簡単にできるようになります。

フレンチブルドッグのナナ爪切りのしつけ

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