冬に子犬を迎える方へ|室温の決め方と、服を着せない考え方

室内の床でくつろぐシルバー&ホワイトのシベリアンハスキーの成犬

静岡県浜松市で犬のブリーダーをしている、ペットのブリーダーワンブーの山下です。

この記事は、これから冬に子犬を迎える方に向けて書きました。

中心にお伝えするのは、部屋の温度の決め方と、服を着せない考え方です。寝床や、迎える日の備えもまとめました。

当犬舎では、温度を何度と決めていません。冬の保温も、基本はエアコンだけです。

夏も含めた室温の決め方は、本体のページに1つにまとめました。ここでは、迎えたばかりの子犬に絞ってお話しします。

当犬舎で繁殖しているのは3犬種です。シベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバー、フレンチブルドッグです。

それぞれの子犬は、販売ページでご覧いただけます。

目次

迎えたばかりの子犬は、寒さに弱いです

はじめに、この記事の出発点をお伝えします。

寒さに強い犬種でも、子犬のうちは別です

シベリアンハスキーは、寒さに強い犬種として知られています。

ただ、それは大人になってからの話です。迎えたばかりの子犬を、成犬と同じようには考えません。

浜松の冬も、朝と晩はぐっと冷えます。どの犬種でも、子犬のうちはこの冷えに気をつけてください。

見ているのは、温度計より子犬の様子です

私たちが見ているのは、温度計の数字だけではありません。

先に目を向けるのは、子犬の様子のほうです。ご家庭でも、同じ順番で見てください。

寒がっているかは、震えと寝方で見ます

寒がっているかどうかは、2つの様子で見ています。

1つは、体が震えていないかです。もう1つは、丸くなって寝ていないかです。

部屋の温度は、何度と決めていません

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

室内のマットで横になるブリンドルのフレンチブルドッグの成犬

目安は、人が快適に過ごせる状態です

当犬舎の目安は、人が快適に過ごせる状態です。

何度にするかは決めていません。ご家族が寒いと感じる部屋なら、温度を上げてください。

子犬のうちは、20度を下回らないように

1つだけ、数字でお願いしていることがあります。

子犬のうちは、冬でも室温が20度を下回らないようにしてください。

それより上は、人が快適に過ごせる範囲で考えてください。

冬は、ケージを置く床の近くで温度を測ってください

ケージは、ふつう床に置きます。

冬に温度を決めるときは、子犬が過ごす床の近くの温度を測ってください。

夏と冬の室温の決め方は、本体のページにあります

一年を通した室温の決め方は、本体のページにまとめました。

浜松の夏の暑さや、犬種ごとに気をつけるところも書いてあります。

服は、当犬舎では着せていません

次は、服の話です。

寒さは、服より室温で守っています

当犬舎では、子犬に服を着せていません。

寒さは、部屋の温度で守ります。服で寒さをしのぐより、室温を保つほうを先にしています。

着せるかどうかは、ご家庭で決めてください

ご家庭で服を着せるかどうかは、お好きに決めていただいてかまいません。

室内で着せておくと、抜け毛が部屋に落ちるのを減らせます。

服は、急いでそろえなくて大丈夫です

迎える前にそろえる物に、服は入れていません。

犬種ごとの「そろえる物」の記事にも、服は載せていません。

保温の器具はすすめていません

保温の道具についても、当犬舎の考え方をお伝えします。

明るい室内で座っている濃いめの金色のゴールデンレトリーバーの成犬

冬の暖房は、エアコンで部屋全体を暖めます

当犬舎の冬の暖房は、基本はエアコンだけです。部屋全体の温度を上げる形にしています。

保温の商品は、すすめていません。ペット用のヒーターや湯たんぽも、その中に入ります。

生まれたての子犬も、同じようにしています

母犬と過ごしている時期の子犬も、保温は基本エアコンだけです。

この時期の世話は、基本は母犬にまかせています。私たちは、兄弟との体格の差や動き方などを見守ります。

保温の商品は、この記事では紹介しません

当犬舎ですすめていない物なので、商品の紹介はしません。

そろえる物の一覧は、犬種ごとの記事にまとめてあります。

寝床には、毛布ではなくトレーナーを

ケージの中の寝床についても、当犬舎のやり方をお伝えします。

毛布やベッドは、おすすめしていません

子犬は、毛布やベッドを入れても、いたずらをするだけです。

くわえてトイレトレーの上に運び、そのまま寝てしまうこともあります。

すると起きたあとに、トレーの反対側でトイレをしてしまいます。

袖の付いた服を、ケージに結んで敷きます

当犬舎では、ベッドの代わりにトレーナーなどを使っています。

トレーナーやフリースなど、袖の付いた物を入れます。袖をケージに結んで、動かないようにします。

こうすると、トイレの失敗を防げます。引っ張って遊ぶこともできます。

お客様にも、この敷き方をお伝えしています。

タオルは、入れないようにお願いしています

タオルは、寝床に入れないようにお願いしています。

パイルの部分を引っ張って、飲み込んでしまうなどの事故が起こりやすいためです。

迎える日と、最初の夜

ここからは、迎える日の備えです。

犬舎で育った子犬

ケージの置き場所は、迎える前に決めます

窓や出入り口の近くは、同じ部屋の中でも冷えやすい場所です。

ケージを置く場所は、迎える前に見ておいてください。

置き方は犬種で分かれるので、犬種ごとの記事をご覧ください。

迎える日の車の中も、エアコンで

お迎えの日の車の中も、エアコンで人が快適な温度にしてください。

夏のお迎えでは、クレートの中が暑くなりやすいので、低めをお願いしています。

夜や留守番のあいだも、エアコンは付けたままに

冬の夜や留守番のあいだも、エアコンは付けたままにしてください。

20度を下回らないように、というお願いは、夜も同じです。

お渡しの前に、1頭で暮らす練習をしています

お引渡しの日の10日ほど前から、1頭で暮らす練習をします。

やっているのは、ケージの中のトイレのしつけ、無駄吠えのしつけ、寄生虫の駆除です。

お渡しのときには、ほとんど吠えず、トイレもある程度できている状態になります。トイレの出来は、子によって差があります。

冬の散歩と、部屋の乾燥

迎えてからの冬の暮らしで、2つお伝えしておきます。

冬の散歩は、何時に行っても大丈夫です

冬の散歩は、とくに何時に行っても問題ありません。

散歩のあいだは、体を動かしているからです。

乾燥が気になるときは、加湿器も選択肢の1つです

冬の部屋の乾燥が気になるときは、加湿器を使うのも選択肢の1つです。

犬種で変わるところは、記事を分けています

そろえる物とケージの置き方は、犬種ごとに書いてあります。

服と保温の器具を入れていない理由も、同じ考え方で書きました。

見学からお引渡しまでは、本体のページにまとめています

見学は、ご予約のうえでお越しください。

ご予約のときとお引渡しのときの2回、実際に犬舎へお越しいただきます。

お引渡しは、見学の日から10日ほどです。子犬の様子によっては、もう少しあとになります。すでに1頭で暮らしている子は、もっと早くお渡しできることもあります。

内金・犬舎への行き方は、本体のページにまとめました。

遠方からお越しの方へ

ワンブーには、静岡県内はもちろん、東京や大阪、さらに遠くからも、たくさんのお客様が見学にいらっしゃいます。

陸送・空輸は行っていません。お引渡しは、犬舎でお渡しする形だけです。

冬のお迎えについてご心配な点があれば、ご予約のときにお聞きください。

子犬をお探しの方へ

犬種ごとの販売ページは、こちらです。

フレンチブルドッグとゴールデンレトリーバーは、次の子犬の予定があります。生まれましたら、販売ページでお知らせします。

まとめ

迎えたばかりの子犬は、寒さに弱いです。寒さに強い犬種でも、子犬のうちは別に考えてください。

寒がっているかは、震えていないか、丸くなって寝ていないかで見てください。

部屋の温度は、何度と決めていません。目安は、人が快適に過ごせる状態です。

数字でお願いしているのは1つだけです。子犬のうちは、冬でも室温が20度を下回らないようにしてください。

当犬舎では、服は着せず、寒さは室温で守っています。着せるかどうかは、お好きに決めてかまいません。

保温は、基本はエアコンだけです。保温の商品はすすめず、部屋ごと暖めます。

寝床には、毛布やタオルではなく、袖の付いた服をケージに結んで敷きます。

ケージの置き場所は、迎える前に決めてください。窓や出入り口の近くは冷えやすい場所です。

迎える日の車の中も、夜や留守番のあいだも、エアコンを使ってください。

よくある質問

子犬の部屋は、冬は何度にすればよいですか?

何度と決めていません。目安は、人が快適に過ごせる状態です。ただし子犬のうちは、冬でも室温が20度を下回らないようにしてください。

子犬に服は必要ですか?

当犬舎では着せていません。寒さは、室温で守っています。着せるかどうかは、お好きに決めてかまいません。室内で着せておくと、抜け毛が部屋に落ちるのを減らせます。迎える前に急いでそろえなくて大丈夫です。

ペット用のヒーターや湯たんぽは使いますか?

保温の商品は、すすめていません。保温は、基本はエアコンだけです。部屋全体の温度を上げてください。

夜や留守番のあいだ、エアコンはどうすればよいですか?

冬の夜や留守番のあいだも、エアコンは付けたままにしてください。20度を下回らないように、というお願いは夜も同じです。

ケージはどこに置けばよいですか?

窓や出入り口の近くは冷えやすいので、避けてください。置く場所は、迎える前に決めておいてください。置き方は犬種で分かれるので、犬種ごとの記事もご覧ください。

寒さに強い犬種なら、冬の室温は気にしなくてよいですか?

子犬のうちは気にしてください。寒さに強いのは、大人になってからの話です。

子犬が寒がっているかは、どう見分けますか?

体が震えていないか、丸くなって寝ていないかで見ています。

ケージに毛布やタオルを入れてもよいですか?

毛布やベッドは、いたずらをするので入れていません。タオルは、パイルを引っ張って飲み込む事故が起こりやすいので、入れないようにお願いしています。当犬舎では、トレーナーなど袖の付いた物を、袖をケージに結んで敷いています。

冬の散歩は、何時ごろに行けばよいですか?

散歩のあいだは体を動かしているので、とくに何時に行っても問題ありません。

冬の乾燥は、どうすればよいですか?

気になるときは、加湿器を使うのも選択肢の1つです。

生まれたての子犬は、どうやって保温しているのですか?

母犬と過ごしている時期も、保温は基本エアコンだけです。世話は基本は母犬にまかせ、犬舎は子犬の様子を観察しています。

遠方からでも迎えられますか?

静岡県内はもちろん、東京や大阪、さらに遠くからもお越しいただいています。ただ、陸送・空輸は行っていません。ご予約のときとお引渡しのときの2回、犬舎へお越しください。


参考リンク

室内の床でくつろぐシルバー&ホワイトのシベリアンハスキーの成犬

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この記事を書いた人

山下貴寛(ワンブー)。静岡県浜松市のブリーダーで、2008年に犬舎を始めました(ブリーダー歴18年)。第一種動物取扱業(販売・保管・訓練)に登録しています。フレンチブルドッグ、ゴールデンレトリーバー、シベリアンハスキーのブリーディングをしています。しつけ教室とペットホテルも運営しています。

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